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help リーダーに追加 RSS 映画:「硫黄島からの手紙」

<<   作成日時 : 2006/12/10 02:45   >>

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戦争映画は嫌いです。
観る前からわかっていたことですが、始まってすぐ嫌いであることを思い出しました。

この映画では実在の人が描かれている。
実際に起きたことをもとに構成されている。
もちろん細部などは創作の部分も多々あるでしょうが、
「こういう歴史があったんだ」
と思いながら歴史を知るために観て来ました。
勉強のために観て来ました。

栗林忠道さん。
情けないことに私は、こんな偉大な方を存じませんでした。
硫黄島の戦いというものすら、まったく知りませんでした。
米国に留学経験があり親米派であった栗林さんが、
米国との開戦を反対する姿勢を持ちながら、
愛する祖国のために、最後の一兵まで戦わせようとし、
自らも最後まで戦い抜こうとした軍人。
5日で終わるとされた戦いを36日間持ち堪えたのはこの人が総指揮を捕っていたから。

画像


一日でも長く祖国を守り抜こうと、死よりも辛い“出血持久戦”を戦い抜いた男達。
・・・ (パンフレット抜粋)
本当にそれが描かれていると思います。
少なくともこの映画で、
「こういう日本人がいた」「こんな戦いがあった」
ということを知っただけでも十二分に観た価値があったと思います。

そしてやっぱり渡辺謙はとても存在感がありました。
教養豊かで知性があり、品があり、温かい人。
硫黄島での栗林さんを、圧倒的な存在感で魅せてくれたと思います。

二宮和也も素晴らしかった。
スクリーンに出ている時間は主演の渡辺謙より長いのではないかと感じました。
彼が演じているのは、今の時代も身近にいるような青年です。
表面的には言えない言葉を妊娠中の妻に残し出征する。
「必ず生きて帰る」と。
そんな当たり前の言葉が言えなかったこの時代が憎いです。
劇中、二宮和也演じる兵士が戦闘始まりの頃洞窟から出て米軍艦隊を見るシーンがあります。
予想をはるかに超える艦隊の数。
観ている私も、息を呑みました。
きっと死を覚悟しながら、怯えていたはずです。
けれど無駄に死(自決)を選ばない。生き延びようとする。
その演技は、いちばん理解しやすい役どころでした。
もちろん伊原剛志、加瀬亮など他のキャストの演技も素晴らしかったと思います。


私個人は戦争の映画は嫌いですが、
日常忘れてしまいがちなことを、観る度に必ず思い出させてくれます。
このような歴史があり、今の私達の生活がある。
戦争は良くない。こんな世の中になってはいけない。
そして観た直後より時間が経ってから、多くの余韻を残してくれます。
歴史を伝える映画として、たくさんの方に観てもらいたい作品だと思います。


あ、最後に今日映画をご一緒してくれたR子さん!
パンフレット見たら裕木奈江の名前がありました。
私が間違ってましたね〜。失礼しました。
またご一緒してください。

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コメント(5件)

内 容 ニックネーム/日時
映画館にはなかなか行けませんが・・・。
自分の力の及ばぬところで、否応無しに命を賭けなければならなかった時代。その時代を生き抜いてくれた、あるいは、幸運にも生き抜いてこられた世代が、今、一緒に同じ時代を生きている。
第二次世界大戦を題材にした作品を知るたびに、私はその世代の方たちに、感謝の気持ちで一杯になります。
生きてくれてありがとうと。 
すばる
2006/12/10 10:23
島ですね、背景。

私も、栗林さんという方は知りません。
硫黄島で戦いがあったことも知りませんでした。
自分でなかなか調べることは簡単ではないので、こうして映画として見せてもらえるのはいいことですよね。戦争を忘れないために。

二宮和也くんってすごいナヨナヨしたイメージがありますが、この映画で変わったのでしょうか。

裕木奈江! すっごい懐かしい名前!
不思議ちゃんでしたね〜〜。 映画ではどうだったんでしょうか。
まなかあちゃん
2006/12/10 11:01
TBありがとうございました。
詩音魔
2006/12/12 00:41
☆すばるさん
この映画は本当の意味で知らなければいけない要素がたくさん含まれている作品だと思います。歴史上でこういう事実があって私達が今何とか平和に暮らしているということを、命を絶ったりする前にもっと認識するべきだと思ってしまいます。
TBSで長谷川京子主演のドラマですごく痛感しましたが、本当に命をつないでくれてありがとう、と思います。
248n
2006/12/12 01:02
☆まなかあちゃんさん
背景は穏やかな海ですがこの映画に登場する海は敵が攻めてくる海なので同じ海でも意味合いはまるで違うのですが、雰囲気として島から見える海を選びました。
栗林さんのことも硫黄島のこともうちの母ですら知りませんでした。栗林さんのことは削除されたり訂正されたりしたことがあったようです。開戦反対派だったからのようですよ。だから報道は信用できない、と思ってしまうんですね。特にこの時代だからこそ余計なのでしょうが。
二宮君、演技力には定評があるらしいですよ。パンフによればイーストウッドに類稀なる才能と言わせたらしいです。裕木奈江、私は全然気付かなかったくらいなのでなんとも・・・ただもう36歳くらいのはずなのに、一回り以上年下の二宮君の奥さんという設定で不自然さを感じなかったのがさらに驚きです。
☆詩音魔さん
詩音魔さんほど良い記事でもないのに、こちらこそTBありがとうございます。
248n
2006/12/12 01:02

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